日本留学インターンシップ支援協会
 インターンシップ生制度・概要
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1.インターンシップ生制度・概要

インターンシップとは、在学中に企業に研修に行き、会社がどのようになっているのか、どんな仕事をするのか、どういう人間関係があるのか、などを実践的に学ぶ機会である。

在留資格等
①特定活動
②滞在期間 6ヵ月
③地域最低賃金
インターンシップ生
①在学中の大学生
②日本語学科、ホテル管理学科学生
③日本語能力試験2級以上

 

2.インターンシップ生制度目的

日本文化体験・職場体験を目的とする。 学生はアルバイト・派遣社員ではありません。 繁忙期で人手不足時臨時採用目的ではありません。

■学校は、学生が習得する専攻及び外国語の理解を高める目的で、学生の職場体験参加を教育カリキュラムの一部としている。在学中の一定期間に学生自身の専攻や将来のキャリアと関連する職場体験を修了することにより、学校から卒業に必要な単位取得が可能となる。学生卒業後、即戦力として社会で実践できる能力を有した優秀な人材を育成している。

■学生は、短期間で日本社会にて職場体験をすることによって、授業で習得した知識、自分の能力は仕事の上でどのように活かせるのかを知ることができる。日本社会や会社を体験的に知る機会になり、将来の就職の参考とする。更に実際に日本人とのコミュニケーションにより、ビジネス日本語能力の向上や日本文化について理解及びビジネスマナーの基本を身に付ける機会となっている。

■受入企業では、同じ職場で若手社員が学生の世話役として付いて、後輩を指導する要領で仕事の流れやビジネスマナーを教えることが行われている。学生の受け入れによる職場の活性化、大学の就職活動を支援することによる社会貢献、良い学生が来れば入社を勧誘することも可能。

 

3.日本の旅館でのインターシップの重要性

観光・日本語学科の学生達が日々日本語を勉強していますが、日本文化・礼儀作法・風習についての学習は教科書からの情報のみになります。日本に興味を持っている学生に日本語ばかりではなく、日本文化・風習・ビジネスマナーも是非理解してもらいたいと考えています。 そこで、短期間でのインターン期間中に、ビジネス日本語の上達及び日本文化の吸収目的を達成できる受入企業先を考えたところ、日本の文化の凝縮とも言える旅館が最適だと考えました。 受入企業に数か月学生が身を置く事により、教科書内での情報量との違いに、圧倒される事は間違いありません。

 

4.インターン生受入までの流れ



役割分担 日本の受入先企業 弊 社 中国現地の大学
A 学生受入申込 学校選定 学生選別
B 産学協定書   産学協定書
C 学生面接・選別 面接準備・実施 面接対応
D 学生採用決定    
E 受入準備 保険加入・航空券手配 申請資料提出事前教育

※2回目以後、受入時期より3ヶ月前にお申し込みいただきます。
※ビザの申請、航空券の手配の関係で、来日可能日程が変更になる場合があります。

 

5.インターン生受入に掛かる費用

1.受入準備費用内訳:学生に地域最低賃金に時給として支給、残業代は125%、原則は月176時間。 一日二食、宿舎、光熱費はホテル負担。6ヶ月実習終了時実習評価表により、往復航空券代として奨学金5万円支給。

2.学生の送迎につきましては原則受入企業のご対応とさせていただいております。尚、受入企業のご都合で対応できない場合につきましては、当社にて別途送迎手数料とし3万円(税別)/社にて承ります。(人件費・ガソリン代・高速道路代等)

3.奨学金に関しては、円滑に6ヶ月研修終了時に直接学生にお支払い下さい。

4.奨学金に関しては、無欠勤・無遅刻の学生に対し、帰国前に奨学金を支給します。

 

6.中国大学生と日本大学生の違い

中国人の大学生は、日本の大学生と違い、高校、大学時代でのアルバイト経験がほとんどありません。研修指導については、細かい内容を言葉で伝達する必要があります。

語学の能力はバラつきがありますが、学生が一生懸命に日本文化を習得しようとしています。
応援してあげてください。

 

7.インターン期間中の怪我・病気の対応方法

① インターン期間中に想定される事故を回避するため、必ず事前に研修・安全教育を行います。

② インターン生が中国出発前に海外旅行保険に加入します。日本滞在中、病気による発生した医療費は中国に帰国後、保険会社と清算します。